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2022.07.21

本日のkearnyはgravel-3

こんにちは。

昨日は先生(と呼ばれるスタッフ)からkearnyの紹介をしてもらいました。
本日私からお勧めさせて頂くkearnyの品番はこちら。
【gravel-3】

kearnyの中でも新しい試みのラインです。

 

 

kearnyというブランド、acekearnyというブランドの2つが存在しているのですが、
今日紹介するのはkearnyというブランドの中の新しいライン『gravel』です。
この新しいラインは、デザイナーがプライベートで訪れた新潟県佐渡島。そこで他の土地では見かけない模様の石と出会い、その石からインスパイアされたデザインの眼鏡が『gravel』になります。

その佐渡島最北端で拾った石をレンズの形とし、オリジナルアセテートを使用して眼鏡を製作しました。
このなんと表現するのが正解か分からない独特な形状のレンズは、石のイメージだったんですね。

kearnyの眼鏡は音楽のような形のないものを具現化するという発想が面白いと思っていましたが、今回は実際に見た石を全く別の眼鏡として形にする。という私のような一般的な感性の持ち主では思いもつかないような新しい切り口。

ブランド初のオリジナルファブリックアセテートは、「タキロン・ローランド」という日本で唯一のアセテート生地メーカーにて生産し、Kearnyが素材を一から開発し、石の模様に限りなく近い柄を生み出しました。

写真では全然見えないのですが、実際に眼鏡を手に取って頂くと、その不思議な色味が本当に美しいのです。

 

 

洗練された細身のフレームに仕上げたgravel-1.2.3は3型作成。
蝶番、テンプルパーツにも石や島のディティールが多く入っております。

また、こちらのシリーズのレンズには2種類のカラーをご用意しております。green teaとcoarse tea。
お茶の名前なんですよ。

関東と関西では番茶の色が違うのはご存知でしょうか?
薄いグリーンが関東の番茶『green tea』
ブラウンのカラーが関西の番茶『coarse tea』
私は京都出身なので、幼少期に緑色のお茶を見て「なんで?」と思ったのを思い出しました。
眼鏡を通して、日本の文化に触れてほしいという想いが込められているそうですよ。

 

 

こちらが関西の番茶『coarse tea』のレンズ。
個人的には、ものすごくスモーキーな癖が強い京番茶が大好きなので、レンズもcoarse tea推し。
渋くて格好良いですよ。